中村勝己建築設計事務所

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心地よい浴室

露天風呂……お湯に癒されながら大自然の開放感は最高ですよね。

家にあったら…。誰しも思います。広い敷地を持つお宅なら可能ですが、予算もあり中々そうはいきません。
ましてや住宅の建ち並ぶ街中では尚更ですね。近隣との間隔や内湯と露天の関係があって成立するものと考えます。

写真は「スタジオハウス 」の浴室です。
浴室前にルーバー付きの光庭があり、柔らかい光と風が抜けます。このルーバーがあることで、外から浴室内部が見えないようになってます。この浴室は一階に設けてありますが、外から進入できませんから窓を開け放したまま安心して外出できますし、通風を確保できるのでカビの心配もありません。

浴槽を片側に寄せることで縁石に座れる様になっており、火照った体にちょっと休憩です。もちろん光庭に出ることも出来ます。
露天風呂のように毎日の疲れを癒し、心地よく過ごせたら。

少しでも外部を感じられるように「プチ開放された浴室」をつりました。 限られた敷地や条件の中でも工夫次第で、日々の生活を豊かに出来ると考えます。便利さばかりの追求でない、心地よいお気に入りの場所がたくさんある、そんな住宅です。

COLUMN


外部ブログより抜粋しております。随時アップ中です。

・ 心地よい浴室

・ 期日前投票
・ ベロタクシー
・ カープとN700系
・ 熊本城・石垣の力学
・ 洞窟温泉・弓ヶ浜
・ 「ゆかり」の畑
・ 辛子蓮根
・ 夏休み
・ 新型新幹線とノートルダム清心女子大学
・ ルイスポールセンのあかり
・ カッコイイ家に住みたい!
・ 太白胡麻油
・ グリーンのカーテン
・ 大雨警報
・ 五感で感じる
・ 岡本太郎
・ 卒業
・ ピアノの防音室
・ 鞆の浦
・ お気に入りの場所
・ もみじ饅頭
・ アナログ
・ とんど
・ 0系新幹線



 

期日前投票

投票日に行けそうにないので、期日前投票にいってきました。


臨時の投票所になっている区役所の会議室は、前に来た時よりも人が多いです。


今回の選挙の注目度の高さがわかります。


選挙で投票所となる場所は、近所の集会所・小中学校・幼稚園・その他、地域ごとに指定されてます。


僕の住むエリアの場合は近所の小学校の体育館です。


正門を入った所に数台分の駐車場があり、ここから広いグランドを横切って体育館に向かいます。


夏の炎天下や雨の日の足元では、元気な僕でさえ投票に行くのがおっくうになります。


病気や高齢の方々にはグランドを横切る距離も、その日の天候も大変なことではといつも考えてしまいます。


そこで期日前投票をオススメいたします。


区役所での期日前投票は期間が長く、車で乗り付けられますので簡単です。


いわば「何時でもいける」「車でいける」「エレベータが使える」「エアコンが効いている」「近所の人と会わない?」


「天気は気にしない」などの特典があります。


長野県では「駅中投票所」があるそうですね。駅に臨時の投票所があるわけですから、


通勤・通学途中に投票できる便利なシステムです。


将来「コンビニ投票所」ができたりして。


投票後もれなく、お疲れ様!のジュース一杯サービス……なんて(苦笑)



ベロタクシー

広島駅から我らがズームズームスタジアムまでは歩いてもすぐですが、


うっかり「ベロタクシー」のお兄さんと目があってしまい、ご乗車!


気に入りました。


以前、愛車運転中に紙屋町で見かけたことがあり、ありゃなんじゃっ!?と思い


追っかけたんですが見失い、ずっと気になっていました。


試合のある日は、球場付近が稼ぎ場となるそうです。


環境に優しいこの車のなめらかな走りと、もう1つの売り「ラッピング広告」についての


なめらかな営業トークを、短い乗車時間にもかかわらず堪能させていただきました(笑)


ちなみに、基本15万/月だそうです…。


カープとN700系

今夜のカープは強かった!


ズムスタ(新球場)はゆったりとしたスペースで最高です!


遠くにN700系が見えます!ここで見ると車両の長さがよく分かります。


また、3日連続でドクターイエローに出会いました。


カープや新幹線でワクワクした一日でした。




熊本城・石垣の力学

石垣の美しさで有名な熊本城です。

つばめ返しも軟弱な地盤に建てるために、下層を膨らまして力の分散と石垣の安定を図り、

また、敵が絶対に登れないような勾配をつける工夫がされているそうです。


形は一瞬にスパーと自然に出来たものとか、様々な条件や問題をクリアし熟慮や検証・工夫などして生み出されたものとか、その他いろいろとありますが、いずれにしろ、美しい「かたち」は圧倒的なパワーがあると感じ、石垣の前に立ちすくむ僕でありました。

うーむ、それにしても美しい!




洞窟温泉・弓ヶ浜

熊本の天草・弓ヶ浜にある洞窟温泉です。

白湯と赤湯の二種類の温が楽しめました。白湯は弱アルカリ性湯で無色透明、肌がすべすべになりました。赤湯は炭酸水素塩泉で日本最高クラスの炭酸水素含有量だそうです。

効能は皮膚病、やけど、切り傷に効果があるようです。

飲むとえぐみと塩分に効能あり?と感じますが、一口で僕は充分でした。(笑)

朝一番に入ると、浴槽一面に湯の花の結晶が層になっており、皮膜状態を体験できました。

赤湯は露天風呂・洞窟風呂が楽しめ、洞窟はまるでサウナで冬は気持ちよいでしょう。

全ての湯船がもちろん源泉掛け流しです。

湧出成分がこのままいくと湯船が埋まるのではと思わせるくらいの付着で、思わず鍾乳洞を彷彿させます。

湯船のお湯より下部分は付着状態がギザギザで、「擦りむかないように」と注意があったくらいでした。

わざわざ出掛けたかいのあるとても良いお湯でした。もっと近かったらな……。






「ゆかり」の畑

ゆかり ® 」と言えばすでに全国区の広島名物、赤紫蘇のふりかけですよね!

その原料になる赤紫蘇の畑にたまたま出会いました。

広島県の北広島町にて食の安全のため自主管理のもと栽培されていると、以前ラジオで聞いた気がしていたのですが、一目見て「ここだ!」とわかる場所でした。


整然と並ぶ赤紫蘇の株の畑群は、なかなかきれいで見ごたえがありました。
この赤紫蘇は20年も掛けて開発された特別な品種だそうです。
近くの道の駅にて、赤紫蘇ジュースを発見!

試飲コーナーがあり頂いてみたら、それはまた別物の、そこの方がクエン酸と砂糖のみ加えて作った自家製のものとのこと。


青みを感じさせる香りと紫蘇の爽やかさが、夏の暑さと、運転により疲れぎみの体に、冷たくしみ、ホット一息つけました。


ごちそう様でした。 ……赤紫蘇ジュースも試飲してみたかったです。


辛子蓮根

お盆で渋滞が心配でしたが、「高速道路1000円」を利用して、熊本に旅行に行ってきました。


短い旅ではありましたが温泉や美味しいものでリフレッシュできました。


鯛や海老などの新鮮な海の幸、渡り蟹や、薬のかわりに梅エキスで育てるという梅ポーク(?)など


どれも美味しかったです。


なかでも大好物の辛子蓮根はやはり熊本!最高でした。ツンと鼻にぬける辛さ、やめられません。


夏休み

「夏休みに何すればよいですか?」 学部3年生から前期最終講義の日に質問されました。

「???え、?? 何か予定はありますか?やりたいこととか?旅行?」との会話から、僕の学生時代の夏休みを思い出しました。

そこで、○○年ぶりに同じ位置に立ってみました。 新橋にある「静岡放送ビル」です。設計は故 丹下健三さんです。

夏休みに好きな建築のレポートを提出(3作品)するという一年生時の課題で、むりやり理由をつけて十日間程上京しました。

まったくあの時と同じ思いを感じることができました。(きっかけをくれてありがとう!)

何をすればよいではなく、何かしなくてはもったいないですよ。遠慮せずに積極的に行動しましょう!
旅行、建物見学、オープンデスク、バイトなどなど、どこでも何時でも勉強できますから。体で感じて考えてください。きっと何か発見がありますよ。
特に建築は見て空間を体験してこそわかるものです。

現代建築・神社・お寺・古い町並みなど、あーイイナーと感じる建築を見に行くことからはじめて下さい。

そこで周辺や内部空間の空気を感じてください!
その思いと感じたことの蓄積が大切です!

さて、「よく見ること、みて考えること、自分ならではの発見をすること」が今回の課題です。


さあ、行ってらっしゃい!

新幹線とノートルダム清心女子大学

岡山駅で薄水色の新幹線に遭遇いたしました。

山陽新幹線と九州新幹線を直通で走る「さくら」です、新大阪から鹿児島中央駅まで走ります。

表示は試験運転で窓はブラインドが閉めてあり内部を見ることは出来ませんでしたが、ボディカラーの薄水色は天候により表情が変化するのではと勝手に想像しました。

運行される2年後が楽しみです!

偶然ですが、上から二枚目の写真にノートルダム清心女子大学 の広告看板が写ってます。

十数年前になりますが、独立前の事務所で設計・工事監理させていただいた「中央棟」、地上12階、高さ54メートルのタワー棟です。

建築家アントニン・レーモンドが1929年に設計したノートルダムホールと東棟に隣接する小さな敷地に、大学のシンボルとなるようにと言われ、プレシャーを感じながら、何度も打ち合わせで大学に通った当時が懐かしい思いです。(HPリンクの扉の写真、低層がレーモンドでその背後に中央等があります)

約半年程、休みも取らずひたすらCADではなく手書きで図面を描きました。

たまに、手書きで図面を描きますが、手を動かしながら手で考える感覚は大切にしたいと思います。





ルイスポールセンのあかり

住宅に限りませんが、設計する時に、照明器具の種類や配置、照らし方など、すごく悩みます。空間のボリュームに対する個数、間接照明か直接照明か、壁か天井か。スポットや足元などなど試行錯誤です。

場合にもよりますが、基本は出来るだけ器具そのものが存在を主張せず目立たないこと。安くてコストパフォーマンスが良いことを、心がけています。

もちろん電球色のもので柔らかく暖かな明かりで空間の雰囲気をつくります。

落ち着く雰囲気の居酒屋やレストランは、照明の色もスパイスとなるのでしょうか、リラックスしてより美味しいと感じますよね。

ちなみに上の和風の写真は、雰囲気の良い居酒屋と言ったところでしょうか、暗いのがなかなかいけてます。

屋上の写真は僕がよく使うルイスポールセンと言うメーカーの壁ブラケット照明です。屋上デッキの照明にシンボリックに使ってみました。

アーネ・ヤコブセンが1956年にロードビル市庁舎のためにデザインしたものです。

シャープなエッジと円盤型ガラスから拡散する光と、壁からリバウンドした光は柔らかな光塊となり、とても美しいのです。うっとりします。

このメーカーのコンセプトで一番関心することは、デザインとディテールが、照明の光源(電球等)が直接見えないように工夫されている点です。基本的にシンプルなタイプなのですが、発表されてかなり経っているにもかかわらず、色褪せない普遍的な美しさを備えた照明です。……とてもここでは書きつくせません。


こういったスタンダードな物つくりは、人がリラックスできる雰囲気や美しさを自然と生み出すのですね。


 

カッコイイ家に住みたい

「かっこいい家に住みたいんです!」

住宅の相談を受けた時の話です。どんなイメージがいいですか?の質問に対して返ってきました。
「普通の家じゃなくて、かっこいいっ!て感じる家です。

シンプルで……。

「ほら、そこら辺の新しく建てられた家みたいじゃなくて。でも、具体的なイメージはないんです。」


「でも、中村さんに頼むと工事費高そう……。HPを見た感じ高そうだし、雑誌に載ってるし、特注だし…」

ええ、高いですよ。と、僕はこたえました。

でもそれは、全てにお金を掛ければ、そりゃ建築に限らず高いでしょう!ということです。

必要なところやこだわりの部分だけにお金をかければ意外と安くできます。何が高くて何が安いかは、人それぞれなので一様には言えないところですが、僕のところで家を建てられた方は、値段以上のクオリティと見た目のよさで驚いてといいますか、喜んでいただいております。

確かに設計士に頼むと勝手にデザインして高くつくなどよく耳にしますが、果たしてみんながそうではありません。

僕なんか、デザインしません。だって結果デザインは自然に当たり前にできていますから。だから、見た目よりも安く出来ています。本当に。

「建売やHメーカーとか、俗に土地付き注文住宅(売建)と比べると?」と、また彼からの質問です。

ひとことでいえば、僕らはコストパフォーマンスは高いです。

建売やHメーカーなどは、たとえば工事費1000万かけても、本社経費、TV新聞などの広告宣伝費、展示場維持費、高い人件費、下請け経費など工事費以外の経費が含まれているからで、実際に工事費にかけれる比率は断然僕らの方が勝ちです。

「建売は土地と建物を売るから利益が高いけど、土地だけだったら売りたくないみたいに言われました。」

「どうしたら良いですか?予算も予算ですし!なんとかなりませんか?土地もないし」 
「かっこいい家に住みたいんです!」

なんとかなります、なんとかします!明日から土地を探しましょう!楽しいですよ家造りは(笑)

住宅は、夢の表れですから、建てる方は最初はそれは多くの要望を持ってこられます。

限られた予算の場合、すべてを満たすことはなかなか難しいものがあります。その多くの要望や、「こうしたいああしたい」を、まとめて整理するのが僕の仕事であり、楽しみでもあります。コミュニケーションを重ねると、家族の生活スタイルや住み方が絞られて、どうしてもというこだわりがみえてきます。それを核にすることで、愛着は生まれそれは心地よさになります。僕は、こだわりを中心にして造れば快適な家が出来ると信じています。

「かっこいい家に住みたいんです!」って凄いこだわりの一つだと思うとともに、 なによりも、こだわりのある仕事と生活をされている彼には「かっこいい家に住んで頂きたいと思います。


太白胡麻油

ゴーヤと言えば僕の場合、ゴーヤチャンプルですが、

ゴーヤチャンプルと言えば胡麻油?

ゴーヤには胡麻の香りたっぷりのといいたいとこですが、我が家はこの胡麻油を使ってます。「たいはくごまあぶら」と読みます。

近所の酒屋で勧められて、いまではキャリア数年です。この胡麻油、特有の香りが抑えてあり、サラッとしていて後味が良くサラダのドレッシングや、ポップコーン、ホットケーキなどにもお勧めです。おいしいですよ!


健康志向の我が家はただいま減塩中です。塩分を控えた場合、この胡麻油は素材のうまみを引き出してくれます。そのまま食べても美味しく、火に掛けても美味しいのです。にんじんをこの油でいためただけのものを、家人は馬のごとく食べてしまいます。

昔から胡麻油は体に良いと言われてきました。

少し調べてみると、成分のセサミノールは抗酸化物質で活性酸素を取り除き、老化や病気を防いだり、紫外線によるシミなどに効果があるようです。

おまけに肝臓に良く、悪玉コレステロールを退治したり、イライラ解消にも効果があるようです。

酒屋さんが僕に勧めた理由がよーく分かりました!納得…設計する住宅でも実は食用油は大活躍です!


床材やテーブルや家具に無垢材をよく使います。汚れ防止と質感向上のため蜜蝋ワックスや植物浸透性塗料を塗るのですが、

これらにはエゴマ油(昔は番傘の防水剤)などの100%植物性油が使われているものを厳選します。

使い始めて十数年になりますが、現在は多くの種類が出回っています。

自然塗料とうたいながら、平気で石油系であったりとあやしいのもありますのでご注意!

銘柄(ヒ・ミ・ツ笑)は僕はとてーも拘っております!(事務所では曝露試験やってます!)

無垢材は僅か十数ミリの厚さですが、材料を数ミリスライスした貼物の床材と比べると、足裏や全身で感じる質感が心地よく気持ちよいのです!

直接肌に触れる部分だから塗料も100%自然素材で出来た物を使う、誤って赤ちゃんが舐めても安全な塗料、というわけです。

自然素材が体に良いのはよーく分かっているのですが、建築を全て自然素材で造るとなると現代においては……?

お金と時間と手入れに気を使い過ぎて、リラックスする場の住宅が別のものになったりして。適材適所と言いますが、何事もバランスが肝心です。

それにしても、偽物の自然素材建材の多いこと…(怒) 自然素材の気持ちよさ、何時でも注文はお受けします、いかがですか。

 


グリーンのカーテン

とある幼稚園に行きました。案内された小さなホールにて、ふと窓に目をやると……それはそれは美しい緑のカーテンが目に入りました。

朝顔かなと思い近づいてみると「小さなゴーヤ」がぶら下がっております。いわゆる建物の南側窓の日よけ対策として施されており効果はかなりある?

よしずやすだれなどをかけてしまえば簡単なことですが、手入れや手間を惜しまず子供たちに単なる日よけを超えた、収穫の楽しみを体験させる。

自分で育て、観察し、子供にとって大好きな空間が出来るわけです。

そして収穫。この幼稚園では、すももやびわ、梅、ジャガイモなど園内で収穫したものを休み時間に頬張ったり、ジュースにつけたり、みんなで料理して食べたりと、「本物の体験」をするべく育てているそうです。

おまけに「ゴーヤ」好きになる?

エアコンの涼しさではなく、そこには心地よい涼が感じられました。環境志向の世の中、緑を利用した壁面や屋上など流行しています。緑がエコだけでなく、様々な形や主張を持ってデザインされており好ましいことです。

なかにはファッションやコマーシャル、その裏側が透けて見えたりだけなのもありますが……。

単なる園庭や教室というだけでなく、、子供たちにとっては、窓の外にあるもの、そこから見えるものその先に空や宇宙が拡がっているわけですから、頭が柔らかく感受性の強い子供たちにとって、日々過ごす空間はとても大切です。

いつか大人になった時、思い出してホームセンターに苗を買いに行くんだろな、すだれじゃなしに(笑)

正直で正当な緑の使い方と計り知れない効果に感心した日でした。


大雨警報

大雨洪水警報発令中です。

近所の神社の参道からの眺めです。なぜか小降りになり視界が少し開けました。

大雨の被害が出ないことを祈るばかりですが、今年は雨が例年に比べ少なく水不足が心配です。
蛇口をひねると水が当たり前に出ることに感謝です!

以前、町役場の設計監理で四国に住んでいたとき、
町長さんが「節水コマを現場につけて下さい」と言われて、……?の僕。
そのとき節水コマを初めて見ました。(恥ずかしい)
節水コマに始まり、洗車は井戸水使用、トイレの水は再処理水、透水舗装の道路で地盤に雨水を、その他、水に接する心構えを学びました。
水を基本にして、物事の方向性が決まる------。

そこには、お互いをおもいやる社会がありました。
では日々の設計では……?

節水トイレ約8L(以前は16Lも使っている便器もありました)
食洗機(手洗いより水が節約できます、なにより楽です)
和洋折衷バス(少ない水量でも快適です)
ドラム式洗濯機(イタリア製)

雨水を地盤に浸透させる枡、植栽の保水シートなどや現場での節水の心がけ位です。

んー……甘いな!

雨水を家やマンションの敷地に溜めることは簡単です。利用する水を用途により分けることは住宅においても、設計者側が積極的にやらなければいけないことです。

遠くの水を運ぶよりも近くの雨水を賢く使う、気持ちと仕組みが必要な時期に来ています。

近い将来、世界的な水不足の影響を日本も受けるのでは…。雨に打たれながら当たり前に存在する物や事柄について思い感じる日でありました。

感謝です!





五感で感じる

5歳の男子の作品です!「おうち」、、、彼のおとうさんに駅に送ってもらう車のなかで造形教室で子供が制作した家の模型作品が住宅の影響を受けててスゴイんですとのことでした。
日々あらゆるところで空間の大切さや思いを語ってますが、、非常に嬉しかったです!!
彼は設計させていただいた住宅に住んで5年です。

見事な空間構成に驚きました!現実の空間が子供に与える影響は大きいんかなと感じました。

それにしても単純な面の構成による空間はすごいの一言です、そこに空間があります。

訪れるとミュージシャン一家で楽器を演奏してくれますがもちろん音が違います。

たぶん彼の中では音の感覚で空間をとらえてるのかなとか思ったりしてますが、才能は羨ましいものです。感じ感じる、日々五感を使い生活することの大切さを感じました。




岡本太郎

岡本太郎は僕の大好きな芸術家の一人です。渋谷の井の頭線の連絡通路に巨大壁画があります。1968年にメキシコで描いた「明日の神話」は縦5.5m横30mもあります。
原爆が炸裂する瞬間がモチーフとなっており、残酷な悲劇を乗り越える人の美しさが描かれているそうです。

一時期広島も展示先候補にあがりましたが、にぎやかな渋谷がお似合いです。

出張の時には必ずこの作品に会って帰ります。

 


卒業

ご卒業おめでとうございました。新しい場で頑張ってください。応援してます!


ピアノ室の防音

それは一本のお電話から始まりました。

知人から友人が施工したピアノ室で音が階下に漏れて寝れない、防音工事をしたが思うように音を扱えないので困っているとの事でした。

その後、設計施工された方と直接電話で納まりや仕様を話し助けを求められました。

夜にもかかわらずすぐに現場を見学し施主の方々と少し話をして引き上げました。

翌日から音を操るべくスタジオ工事を開始し途中何度かテストを繰り返し完成しました。(写真はピアノ室完成写真です)

木造住宅でありながら階下に音が漏れず、すばらしい響きのピアノ室が出来ました。

静かな住宅地で深夜の演奏も遠慮することなく階下の寝室で安眠できることとなりました。
近隣に音が漏れてお困りの方。ピアノ室の反響が思わしくない方や響きを抑えたい方。

防音・遮音など、駆けつけます!もちろん新築も!相談大歓迎です!





鞆の浦

先日途中下車して鞆の浦に行きました。

昼前に到着、潮の香り波の音とともにゆっくりした時間が流れており、しばらく雁木に腰かけて、、落ち着きます。万葉の時代から現代まで歴史的な時間を感じます。

ポニョを見ている子供たちが将来大きくなって雁木に腰かけ語らいあえるよう、このまま残さなければいけない人々の営みや生活の風景だと思います。


お気に入りの場所

近くの神社からの眺めです。参道の蝋梅も終わり白梅が主役です。お気に入りの場所の一つです。







もみじ饅頭

気分転換によくドライブします、今回は宮島口。もちろん目的は焼きたてのもみじ饅頭です。

こしあん入りがスタンダードですが、チーズ、抹茶、チョコ、粒あん、くりーむ等いろいろあります。いつものお店でアウトレットなるものを見つけました。

なんと中身なし?スポンジのみです。一個10円、安い!え!知らなかったの!はい。

10個詰め合わせで105円でした。ほんのり甘くふわりとした食感でたちまちファンになりました。
聞くところによると餡を詰め替える工程で出来る物だそうです。もみじ饅頭には餡はつきもの、新鮮な驚きでした。



アナログ

先日、昔勤務していた時にお手伝いできて頂いた当時学生のKさんから嬉しいメールをもらいました。うちの掲された雑誌などを見て連絡をいただきました。同じ建築業界で活躍されており、いつか彼と一緒にお仕事出来たら良いなと思いました。

勤め始めてから今まで使っている定規です。一部割れくたびれていますがいまだ現役です。図面を書くのに平行定規とともに必需品だったのが懐かしいです、最近はCADで描きプリントアウトするので出番は少ないのですがたまに使います。

手書きの時代は線が生きてるとか死んでるとか言われ何度も書き直した思い出があります。一本の線を非常に気を使いながら、まあその当時の力量にいっぱいいっぱいでしたが(笑)。Kさんやいろんな方が使った定規です!アナログとデジタル、、、、


とんど

近所で恒例のとんどの写真です。昨日は節分で本来の年明けです。炎、炎

さて、卒業に向けて頑張ってる方に、 豆まきどころではなく、ヒップに火がついた状況だと思いますが、長い時間考えていたこと自分の思う建築を思いっきりプレゼンして下さい。

オリジナリティ溢れる良いものであることは今までの仮定で十分に理解しています。

0系新幹線

2009年 新年おめでとうございます!皆様今年も宜しくお願い致します。
数あるうちの広島のお気に入りの場所です。
ここから眺める広島の街が好きです。
中央に0系新幹線の最後の営業運転(2008.11.30)の姿があります、長い間アリガトウ!

     
   
   
   
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