廃校を利用して地元の主婦の方々が運営するお蕎麦屋さんの打ち立ての蕎麦と戸隠の無塩十割そばをつづけて湯がいて食べ比べてみました。あては舞茸と小いわしの天ぷらです。ま、生麺と乾麺ですから違いは歴然ですが、意外と腰の強さで健闘した乾麺でした。最近は麺類も無塩をうたう物が増えています。何年かぶりに、日本人の塩分摂取量の目標値が下がりましたよね。外食の頻度の増加で、減少の一途だった摂取量がここ数年増加傾向にあるからとのことです。蕎麦湯も思い切り楽しめるのがいいですね。でも久々の廃校の蕎麦は、やはり香り高くすこぶる美味でした。ところで、僕らは昔からこの安くてうまい10センチくらいの小いわしが、当たり前にそれこそ刺身や天ぷらで頻繁に食卓に上りますが、中部地方で入ったお店では、20センチ近くのを「小」いわしと呼んでいて「!?」でした。
2010年4月 のアーカイブ
蕎麦
2010年4月6日 火曜日風
2010年4月5日 月曜日根津美術館
2010年4月3日 土曜日岡本太郎の眼
2010年4月2日 金曜日岡本太郎さんのアトリエであった南青山の「岡本太郎記念館」にて1950年代から60年代にかけて日本全国各地を巡り撮りためた写真の展覧会をみてきました。「スケッチ代わりの忘備録でもなければ、作品をつくろうとしたわけでもない、見たものに感動してただただシャッターを切っただけだ。」とあります。うーん・・・凄い!人や物の表情の捉え方が見事で、時間がそのままその写真の中で生きている。僕は思わず中に入ってそれらを見ているかのごとくでした。床に置いてあるたくさんの白黒写真の中から「阿波踊り」「出雲大社本殿」「壬生の花田植え」を見つけました。北広島町の千代田の壬生の花田植えまで来てたなんて驚きでした!「岡本太郎の眼」会期は6月27日までです。
8大学卒業設計審査会
2010年4月1日 木曜日先日、中国地方の建築系・デザイン系大学の卒業設計審査会に審査員として初めて参加しました。エントリー88作品の中から、上位3作品と入選作品を約15作品程度選びました。各大学からの参加された先生方の持点の関係上、審査方法にやや問題があるのではと感じました…。他の審査員から「中国地方の入選作品がコレでいいのか、皆さんコレでよろしいのですか?」と言う問いかけに同感もしましたし、「多数決で票が入ったものは尊重すべき」の意見にも同感です。僕は卒業設計なのでまず第一に「それが美しいかどうか」、第二に「それが社会の問題点を解決したり、人に役に立つかどうか、それが出来ることにより社会が変わるか」、最後は「いままでに見たこともないような造形であるか、新しい建築であるか」、と言う基準で票を入れました。